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山田詠美の小説は官能的な心理描写や身体器官の描写が本当に秀逸です。快楽に肯定的に生きるエネルギッシュな人を描くポンちゃんの作品を紹介しています。
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学問 |山田 詠美

学問学問
山田 詠美
新潮社 刊
発売日 2009-06-30
オススメ度:★★★★




AMY's ワールド全開 2010-01-11
10代の少女のせつなさを書かせたら詠美さんは天下一品です。
放課後の音符、風葬の教室などが好きな方にはオススメです。
思春期の、少女から大人への変態の季節の独特の高揚感、せつなさ、寂しさ、卑しさ、万能感...全てを内包している。それなのにちっとも下品じゃない。
これはもう「山田詠美」というジャンルでエンターテイメントです!

甘く淫靡な官能小説のようでありながら、すごく上等な文学という芸術で彩られている詠美さんの小説が大好きです。
そして読後は、自分も欲望に忠実でありながら、凛として生きていきたい。と襟を正します(苦笑)


何度も読み返したい1冊 2009-11-30
山田詠美さんは初めて読みましたが、これが山田詠ワールドなんですね。すっかり好きになってしまいました。1度読んで、また最初から読みたくなってしまいました。他の作品も読んでみたいです。

心太(シンタ)は、読んで字のごとく、心が太く頼もしい友人です。容姿については殆ど書いてありませんが、結構ハンサムなんだと思います。こんな友人がいたら、何にも恐くない、人生明るく、生きていくのが楽しいでしょう。フトミと同じく、私もテンちゃんにずーっと付いていきたいと思いました。心太(テンちゃん)を中心に、主人公の仁美(フトミ)、食いしん坊の無量(ムリョ)、眠ってばかりいる千穂(チーホ)の男女4人の小学校から高校までの物語りです。それに各章の最初にそれぞれの訃報が載っています。物語は高校までしか書かれていないですが、訃報を載せることのよって、彼ら彼女らの人生が読めます。そこがまた物語を深くしています。あの後、そんな人生を歩んだんだ。スティーヴン・キングの「スタンドバイミー」を思い出してしまいました。友達っていいなあ、こんな友達が居たらいいなあって思いました。懐かしく切ない物語です。ずーっと持っていたい一冊です。


せつないです。 2009-09-28
「感情教育は死ぬまで終らない」
そんなふうに言った文学者がいましたが、 あらためて、この言葉はすごい言葉だなあ、 と思いました。

ひとりの女の子が、周りの人を見ながら、 自分の物差しで計ったことを、 自分なりに考えながら、
少しずつ成長をしていく話です。

が、のっけから、 「おしっこを漏らす」仁美が出てくる。
しかし、このときに感じた「感情」が、 大きくなって、人を見たときに、 その人を理解することを可能にしてもいる。
とにかく、 子供から思春期、大人にかわっていくあたりの 人の成長が、丹念に丹念に描かれている。
もうひとついいのは、 「感情」とか「考え」なんていうと、 とてもえらそーに聞えるものだけれど、 この本では「欲望・性」というのが、 軸になっているので、えらそーなところがなくて、 とても優しく易しくやさしい感じで伝わってきます。



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快楽の動詞 (文春文庫) |山田 詠美

快楽の動詞 (文春文庫)快楽の動詞 (文春文庫)
山田 詠美
文藝春秋 刊
発売日 1997-04
オススメ度:★★★★




さすが詠美様… 2004-02-10
その名の通り、「快楽」を感じた時の動詞について書かれています。特に印象的だったのは、「死ぬ」という動詞について。ドキドキしたい人、ぜひぜひ読んで下さい!!


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