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山田詠美の小説は官能的な心理描写や身体器官の描写が本当に秀逸です。快楽に肯定的に生きるエネルギッシュな人を描くポンちゃんの作品を紹介しています。
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ラビット病 (新潮文庫) |山田 詠美

ラビット病 (新潮文庫)ラビット病 (新潮文庫)
山田 詠美
新潮社 刊
発売日 1994-10
オススメ度:★★★★★




こんな恋がしたいと思う作品☆ 2008-06-20
何度も何度も読んで、わたしの「ラビット病」は

もうしなしなです。


ワタシにとったら理想な二人で、

共感できる部分もいっぱいあって、

恋愛のハッピーな部分が詰まってる

からこそ、切なくもなる。


自分がハッピーな恋をしてるときは

自分に重ねあわせるし、そうでない時は

こんなふうに愛し合いたいよ。。。って

思わずにはいられない。


ワタシにとっては、そんな作品です。

うさぎー♪ 2008-03-12
読む度に笑える作品です。吹き出してしまうので、電車では読めません(笑)
お百度参りを彼の為、一晩でやってのけるゆりちゃんと、「君は保護者か!?」と言いたくなる位、世話焼きなろばちゃんの二人は、私に笑いと愛を伝えてくれました。
作者の山田詠美さんは、真面目な話も笑いも書ける、本物の才能をお持ちの方だと思います。

2人でいることができる幸せ 2007-07-20
9つの短編ですが、お金持ちのわがままな女の子と、そんな女の子の

気持ちを丸ごと受け止めることができるくらい、広い心を持った青年の

物語です。

読んでいると、本当に愛する人がそばにいる幸せを、改めてかみ締めて

しまいます。あたたかい気持ち一杯になります。

 

今まで山田詠美さんの本を、なんとなく敬遠していましたが、この本を

読んで、一気に好きになりました。

もっとも、他の本と、この本とでは、ずいぶん内容に差があります。

だから、私のように、山田詠美さんをなんとなく敬遠していた人にこそ、

「読んで欲しいなぁ」と思った1冊です。

もちろん、そんな先入観を持っていない人にも、絶対にオススメです。


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Love Stories |山田 詠美 /鷺沢 萠 /佐藤 正午 /島田 雅彦 /谷村 志穂 /川西 蘭 /川島 誠 /角田 光代

Love StoriesLove Stories
山田 詠美 /鷺沢 萠 /佐藤 正午 /島田 雅彦 /谷村 志穂 /川西 蘭 /川島 誠 /角田 光代
水曜社 刊
発売日 2004-01-24
オススメ度:★★★★




個性が輝いている 2005-06-13
一冊の中に書かれているのは、全部短編恋愛小説なのに書く作家によってこうも印象が違ってくるのだという事に、改めて実感させられる本でした。山田詠美さんのを読みたっかったのがきっかけでしたが、他の方の作品もとても興味深く読ませて頂きました。特に「イアリング」と「チェルノディルカ」が良かったと思います。
山田詠美さんの恋愛小説を読むといつも『きみはペット』というドラマを何となく連想してしまうのですが、この小説の中の「ぼくの味」もまさにそんな感じのお話でした。

角田光代の賞味期限。 2004-07-20
角田さんの小説は昔から読んでいるが、この人はどんどんうまくなっていく。彼岸と此岸のあわいでたたずむ人(普通っぽいが普通でいられず、かと言って突き抜けることもできない人)の姿を描き続けているが、それを語る文章力も構成力も抜群に練れている。この手の小説は下手をすると鼻につく場合があるが、筆力のおかげでその弊を逃れている。
このアンソロジーに入っている「猫男」(単行本初出)も、まさに角田光代的な一編。彼女の小説のあらすじを書こうとすると陳腐になるのでここでは控えるが、主人公の一言だけぜひ紹介したい。
「恋人の強さを、弱さをにくんでいるその強さを、ときとして私もまたにくむ。けれど私が好きになるのは、きまって彼のような男なのだ。自分の食い扶持をきちんと稼いで、身綺麗にして、おいしいものを食べて、労働の合間には休暇を得ることが当然と思い、穴ぼこに足をとられないよう、そのことだけにほとんどの意識を集中させつつも、前を向いて足を踏み出す彼のような男なのだ」
角田光代は、ワインならまさに今が飲みごろ。ぜひ読むべし。でも、5年後はもっとおいしくなっているだろうな。

追悼・鷺沢萠さん。 2004-05-08
自分と同世代の作家である鷺沢萠さんが亡くなった。彼女のデビュー当時からの読者としては、残念のひとことしかない。そして、これからは作品を発表できない鷺沢さんに対して今後自分ができることは、過去に発表された作品を読み続けることしかないと思った。追悼の意味をこめて、初期短編「誰かアイダを探して」が収録されている本書を手にとった。改めて、彼女の才覚を感じた。最近の〈ハートフル〉な話も好きだが、やはり鷺沢萠の真骨頂は初期の〈青春もの〉にあったと思う。きらきらしていて、読みながら胸が痛くなった。もう一度、こういう作品を書いてほしかった。


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