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山田詠美の小説は官能的な心理描写や身体器官の描写が本当に秀逸です。快楽に肯定的に生きるエネルギッシュな人を描くポンちゃんの作品を紹介しています。
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アンコ椿は熱血ポンちゃん |山田 詠美

アンコ椿は熱血ポンちゃんアンコ椿は熱血ポンちゃん
山田 詠美
新潮社 刊
発売日 2009-03
オススメ度:★★★★




元気そうでうれしい 2009-04-03
ポンちゃんのおなじみの年に1回のエッセイ集。
著者はHPやブログを出していないので、このエッセイ集が、ファンにとってはとってもうれしい。
今回も、彼女の読書歴、ご飯、友達、家族、愛しいテーマがいっぱいつまっています。
最初のポンちゃんシリーズに比べて、最近は、いい感じに大人になった雰囲気もあり、その一方で、相変わらずの、やんちゃぶりもみせてくれます。

このままずっと続いてほしいシリーズです。

いいね! 2009-03-23
前回の膝栗毛シリーズがあまり面白くなかったので買うのをためらいましたが、読みました。
よかった! 熱血ポンちゃんが復活しているなぁと思いました。


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学問 |山田 詠美

学問学問
山田 詠美
新潮社 刊
発売日 2009-06-30
オススメ度:★★★★




AMY's ワールド全開 2010-01-11
10代の少女のせつなさを書かせたら詠美さんは天下一品です。
放課後の音符、風葬の教室などが好きな方にはオススメです。
思春期の、少女から大人への変態の季節の独特の高揚感、せつなさ、寂しさ、卑しさ、万能感...全てを内包している。それなのにちっとも下品じゃない。
これはもう「山田詠美」というジャンルでエンターテイメントです!

甘く淫靡な官能小説のようでありながら、すごく上等な文学という芸術で彩られている詠美さんの小説が大好きです。
そして読後は、自分も欲望に忠実でありながら、凛として生きていきたい。と襟を正します(苦笑)


何度も読み返したい1冊 2009-11-30
山田詠美さんは初めて読みましたが、これが山田詠ワールドなんですね。すっかり好きになってしまいました。1度読んで、また最初から読みたくなってしまいました。他の作品も読んでみたいです。

心太(シンタ)は、読んで字のごとく、心が太く頼もしい友人です。容姿については殆ど書いてありませんが、結構ハンサムなんだと思います。こんな友人がいたら、何にも恐くない、人生明るく、生きていくのが楽しいでしょう。フトミと同じく、私もテンちゃんにずーっと付いていきたいと思いました。心太(テンちゃん)を中心に、主人公の仁美(フトミ)、食いしん坊の無量(ムリョ)、眠ってばかりいる千穂(チーホ)の男女4人の小学校から高校までの物語りです。それに各章の最初にそれぞれの訃報が載っています。物語は高校までしか書かれていないですが、訃報を載せることのよって、彼ら彼女らの人生が読めます。そこがまた物語を深くしています。あの後、そんな人生を歩んだんだ。スティーヴン・キングの「スタンドバイミー」を思い出してしまいました。友達っていいなあ、こんな友達が居たらいいなあって思いました。懐かしく切ない物語です。ずーっと持っていたい一冊です。


せつないです。 2009-09-28
「感情教育は死ぬまで終らない」
そんなふうに言った文学者がいましたが、 あらためて、この言葉はすごい言葉だなあ、 と思いました。

ひとりの女の子が、周りの人を見ながら、 自分の物差しで計ったことを、 自分なりに考えながら、
少しずつ成長をしていく話です。

が、のっけから、 「おしっこを漏らす」仁美が出てくる。
しかし、このときに感じた「感情」が、 大きくなって、人を見たときに、 その人を理解することを可能にしてもいる。
とにかく、 子供から思春期、大人にかわっていくあたりの 人の成長が、丹念に丹念に描かれている。
もうひとついいのは、 「感情」とか「考え」なんていうと、 とてもえらそーに聞えるものだけれど、 この本では「欲望・性」というのが、 軸になっているので、えらそーなところがなくて、 とても優しく易しくやさしい感じで伝わってきます。



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無銭優雅 |山田 詠美

無銭優雅無銭優雅
山田 詠美
幻冬舎 刊
発売日 2007-01-31
オススメ度:★★★★




年齢的に…文は素晴らしい 2009-08-22
正直、二十代の私には四十代がニャーニャーベタベタしまくっている、ということが想像(イメージ)も出来ないしリアルじゃなさすぎて…
もっと年を重ねてから読みたいかな。
相変わらず、山田詠美の文章、表現、言葉、リズム…素晴らしい!

キモチワルクナイデスカ?? 2009-01-19
この主人公の二人、ちょっと。
慈雨のほうは、まあ、許すとして、男の方、あ〜あ、苦手、キモイ。
でも、文体とかはさすがです。
挿入される作品のスクラップとかの選び方とかもステキ。
でもやっぱり、この年齢で、こういうのって、まあ、実際いるのかも知れないけど、 でも、それを延々、やられると、やっぱり、キモイ。


心中する前の日の心持ち 2008-07-15
「心中する前の日の心持ちで、これからつきあっていかないか?」
こんな会話で幕を開ける小説を、あなただったらどんな物語が繰り広げられると思います?
しかも作者は山田詠美。
私は正に「繰り広げられる」とも言うべき、 切った張ったの大恋愛物語が始まると思いましたよ。

でもその実態はのーてんきに生きる40代独身男女の脱力系恋愛小説。
はっきり言って新ジャンルです。

縁側でじゃれ合いながらつづる2人の会話が本当にバカバカしい。
でもとても素敵です。
何で素敵かというと、のーてんきに生きる才能をこの2人は美しく見せつけてくれる。
覚悟があると言ってもいいかも。
「恋愛は中央線でしろ。」
名言です。

のーてんきに生きられるのは自分を甘やかしてくれる人がいるからで、 甘やかしがいのある人がいるからである。
こういうことを気負いなく思うためには、 元からある才能を年月をかけて鍛えてこそたどり着けるのだと思う。
主人公が相手の男に好きな四字熟語を聞くシーンは特にスゴイ。
これはとてもじゃないけど私には言えません。
でも、こんなにぬくぬくとしたお話にもすっと刃物を入れてくるのが山田詠美の怖いところ。
バカ話のひとつが登場人物の悲しみを残酷に際だたせる。

やはり、能天気に生きるのは才能がいるのです。


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風味絶佳 (文春文庫) |山田 詠美

風味絶佳 (文春文庫)風味絶佳 (文春文庫)
山田 詠美
文藝春秋 刊
発売日 2008-05-09
オススメ度:★★★




滋養豊富。風味絶佳。 2009-12-23
この短編集には職人が数多く登場します。
職人の放つオーラ、セクシーさ、男らしさをぎゅっと詰め込んで、女の子のエッセンスを追加してできた作品。
彼らの、彼女らの甘く濃ーい風味を味わえます。
それはもう滋養豊富。風味絶佳。

舐めつくしたい 2009-09-28
大人の女にとっての究極の理想を描いた6つの物語。
“糖尿病”も厭わず舐めつくす登場人物たちに 谷崎純一郎賞とはまた、あまりにもぴったりなご褒美だ。
庭先の人々に目移りしつつ、私はこっそり活字で味わう。

エゴの魅力 2008-12-09
久しぶりに山田詠美を読んだ。この人の作品はS的な魅力…というには健全すぎる。なんというか動物的なエロチックさ、を作品に盛り込み、惹き付けられるなって思う。
肉体労働者達の匂い立つような体、荒々しい言葉遣い、自己中心的で、シンプルな結論に到る思考回路、暴力等は時として、人を本能の部分で惹きつける。。エロチック、だなぁって思った。

カッコイイというより、エロイなぁって面白かった。エロカッコイイが一番ぴったり来る?
文章が綺麗で、読んでいる時はその独特の雰囲気に浸れます。


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ご新規熱血ポンちゃん (新潮文庫) |山田 詠美

ご新規熱血ポンちゃん (新潮文庫)ご新規熱血ポンちゃん (新潮文庫)
山田 詠美
新潮社 刊
発売日 2007-04
オススメ度:★★★★★




最高!! 2008-02-09
あまりにも最高で屁と実が出そう〜。何でこんなに面白いの?
一番面白いのは白い車に乗った詠美さんが交通事故に遭い、レロレロ〜、とか言って死ぬところかな、テヘヘ‥


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