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山田詠美の小説は官能的な心理描写や身体器官の描写が本当に秀逸です。快楽に肯定的に生きるエネルギッシュな人を描くポンちゃんの作品を紹介しています。
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マグネット (幻冬舎文庫) |山田 詠美

マグネット (幻冬舎文庫)マグネット (幻冬舎文庫)
山田 詠美
幻冬舎 刊
発売日 2002-04
オススメ度:★★★★




オトナの女になること 2009-05-05
罪の意識を持つということは洗練されるひとつの方法

体の奥底にあるずれた瓶の隙間から流れ出るもの

ひっそりと皮膚の内側に塗られ、特定の男によって抽出される


大人の女にならずにいられない。AMY作品。

罪と罰 2008-03-13
罪とは、罰とは何か。様々な場面で「常軌を逸した人」と「そうでない人」が描かれていますが、誰もが「常軌を逸する」可能性を秘めている事を指摘しています。
最初からあとがきに至るまで、傑作揃いの短篇集です。

紙一重の人生… 2006-09-28
9つの短編集です。

中でも最初と最後のストーリーに心惹かれたので、ちょっと書きます。


最初のストーリーは「熱いジャズと焼き菓子」

私たちは、きっとみんな、つき合っている人とは、

他の人が入り込まない個人的な一対一のつき合いと、

社会の一部である人間同士としての、他人や社会をも巻き込んだつき合いと、

両方の立場をとりながら、接していると思うんです。

でも、そのバランスって崩れるときがあるかもしれない。

そうなったとき、

社会を捨てその人との恋に生きることと、

社会性を失わず、道徳と倫理に従って冷静に行動することでは、

大きな違いがあるようで、実は紙一重。

女性はたいがい、相手の一言によって、前者にも後者にもなれるんじゃないかな。

きっと私も、普段は毒のない良き市民をしているけれど、

相手によっては…???、なんて考えてしまいました。


最後の話は「最後の資料」という

著者・山田詠美さんの身内の方が登場する実話です。

著者の身辺や、実際の考え方、もののとらえ方が見えて

とても興味深いです。


さらに詳しい情報はコチラ≫


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