医師 募集 医師 転職 Amy Life 山田詠美風味図鑑 忍者ブログ
山田詠美の小説は官能的な心理描写や身体器官の描写が本当に秀逸です。快楽に肯定的に生きるエネルギッシュな人を描くポンちゃんの作品を紹介しています。
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ドヤ顔の人
性別:
男性
趣味:
読書(ビジネス書・小説)・ネットサーフィン・スノボー
ケータイで見るには
アーカイブ
カウンター
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ぼくは勉強ができない (新潮文庫) |山田 詠美

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)ぼくは勉強ができない (新潮文庫)
山田 詠美
新潮社 刊
発売日 1996-02
オススメ度:★★★★




本当にそうなのか!? 2010-01-07
筆者は、勉強ができる生徒よりも、

女子に人気がある生徒のほうがよしと

している。


それは一つの考え方であるが、勉学に励んでいるもの

を小ばかにすることには賛成できかねる。


ただ、ストーリー自体はおもしろく、読みやすかった。

高校生活を回想することができ、いい契機となった本である。

主人公の時田秀美がドタバタする短編小説 2009-11-09
主人公の時田秀美がドタバタする短編小説である。主人公はどちらかというとませた少年という感じがする。女性関係であり学校について、親や祖父や学校の先生と級友や愛人の桃子といろいろとぶつかりながらも成長しているとは言える。好きな短編は「○をつけよ」と「番外編・眠れる分度器」ですね。


良くても悪くてもレッテルを貼りたがる。人が人を無責任な立場で裁くことはしてはならない。人と同じ部分であり違う部分をきちんと認められるようにする。勉強が出来ることそのものが大事なのではない。学校の先生に教わらなくても、教わる題材はそこらじゅうにたくさんある。


著者の言おうとしていくことはすごくわかる。しかし、何か違和感がある。理屈は納得いくが、語られ方というのかなそういうものに違和感を感じる。好き嫌いが分かれるような気がするなあ。私は、そんなに好きではない。



簡単にヴィジュアル化できそうな感じ・・・ 2009-11-09
この作品はきっとドラマでも映画でも表現可能で楽しめそうそうだと思います。

主人公秀美とその家族がとてもイキイキと輝いていました。

個性だとか価値観だとかのあり方、

まるで人々が言いたいけど心の奥に閉まっている事を

代筆してくれてるような気がしました。

途中で何度かウトウトして読むのに思ったより時間がかかりましたが

読み終えてよかったです。


さらに詳しい情報はコチラ≫


拍手[0回]

PR

せつない話〈第2集〉

せつない話〈第2集〉せつない話〈第2集〉

光文社 刊
発売日 1997-02
オススメ度:★★★




あの名作が 2001-10-06
山田詠美編集となっていたため何気なく手に取った本だったが、とてもびっくりしました。
この本には、有島武朗から内田春菊そして外国人の作家まで14人の作家の作品が入ってます。
そしてどれも心に響く作品で、読み終わったあと本当にせつない気分になりました。
さらに巻末に18人の作家(訳者も含む)のプロフィールまで載っていて、他の作品も読んでみたいという衝動にかられる本でもありました。


さらに詳しい情報はコチラ≫


拍手[0回]

快楽の動詞 (文春文庫) |山田 詠美

快楽の動詞 (文春文庫)快楽の動詞 (文春文庫)
山田 詠美
文藝春秋 刊
発売日 1997-04
オススメ度:★★★★




さすが詠美様… 2004-02-10
その名の通り、「快楽」を感じた時の動詞について書かれています。特に印象的だったのは、「死ぬ」という動詞について。ドキドキしたい人、ぜひぜひ読んで下さい!!


さらに詳しい情報はコチラ≫


拍手[0回]

ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー (幻冬舎文庫) |山田 詠美

ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー (幻冬舎文庫)ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー (幻冬舎文庫)
山田 詠美
幻冬舎 刊
発売日 1997-06
オススメ度:★★★★




現代の恋人達にとっての教科書 2009-10-06
デビュー作の「ベッドタイムアイズ」から二年後に発表された短編集です。

第97回直木賞受賞しました。

各短編のタイトルがソウル・ミュージック・ナンバーのタイトルになっています。


心地が良いのは、人に頼る事無く恋愛に生きる主人公たちです。


もちろん、学校や、職場、家庭など、日常の雑事を背負っているのは誰しも同じでしょうが

「恋愛に励む時は、一人」

という原則が貫かれている潔さが心地よく感じられます。


折角現代に生きているんだから、恋愛くらい自分の思ったとおりにしたい。

言い訳なんかしたく無い。


現代の恋人達にとっての教科書のように思えた一冊でした。

芥川賞取ったほうがよさそうな直木賞作品 2005-10-07
 山田詠美はこの作品で直木賞を取ったが,どちらかというと芥川賞を挙げたほうが良い様な読後感を得た.内容のほうは,強く村上龍を意識した文体となっていた.だが哀しいかな,女性ということもあり開き直りきれていないのか,彼ほど本能的に訴えてくるような文章となっていなかった.
 村上龍のエッセイ「全ての男は消耗品である」のあとがきで彼女はこう言っている.
 「この本は彼が書いたから絶賛されるのであって,私が書いたら馬鹿だといわれる」
 ・・・確かにその通りだろう.しかし女性だから許される表現,女性だから持ちえる感性というものもあるのではないか.男性作家と女性作家,どっちが有利ということなんて有りはしないのだから.
 尚,この本のあとがきは村上龍であり,彼はこの作品を絶賛していた.

翻訳物のような手応えでの直木受賞作 2005-03-22
外国人が主人公。恋愛純文学の短編。海外翻訳書。

これは、直木賞史上初の芥川・直木賞及びフェミナ賞的受賞作品。

という日本文学史上での野心作にして、偉業。

女心と女の現実とそれへの男の葛藤などをみごとに描ききった

秀逸な文芸作品。

放課後の音符のオトナヴァージョンとでも言えようか?

大衆小説としての直木賞の文学的位置づけをさらに権威付けた、といえ葉子の作品。代表作にして、やっとだが、これを待っていたのでは、と日本文芸作家協会などをも助けた。という裏事情も加味で、

今までにない感覚で読める。おすすめの代表作!


さらに詳しい情報はコチラ≫


[PR]楽天

拍手[0回]

ぼくはビート (幻冬舎文庫) |山田 詠美

ぼくはビート (幻冬舎文庫)
山田 詠美
幻冬舎 刊
発売日 1997-06
オススメ度:★★★★★




甘く切なく 2003-07-29
さまざまな恋が描かれているなかでも、私は1日に1度別れる二人と、始めて悪態をつくことを知った恋が好き。
甘く切ない世界に浸りたいときにお勧めの一冊。
お亡くなりになった永倉万治の解説も抜群。

甘く切なく 2003-07-29
さまざまな恋が描かれているなかでも、私は1日に1度別れる二人と、始めて悪態をつくことを知った恋が好き。
甘く切ない世界に浸りたいときにお勧めの一冊。


さらに詳しい情報はコチラ≫


拍手[0回]



忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne