フリーク・ショウ (幻冬舎文庫)山田 詠美
幻冬舎 刊
発売日 1997-06
オススメ度:★★★★★
魅力ある登場人物たち! 2003-06-10
山田詠美の小説は、外国人(黒人)の登場人物が多いからと
いって、敬遠する人がいたとしたら、きっとこの作品を
読んでそれまでの山田詠美のイメージが180度変わると思う。
舞台は黒人の男の子をとりまく六本木、赤坂だけれど
物語で描かれているのは、人間の感情の細かい変化。
一人の人間の感情ではなくて、あらゆる種類の人間の
心の変化を、綴っている。
そんなところからも、山田詠美の表現力の豊かさがうかがえるし
それと同時に、いろいろな考え方があるという
新しい視点・見方に気付かされる。
魅力ある登場人物と、一気に小説を読んでください。
古きよき六本木・赤坂 2001-12-13
この本には古きよき六本・木赤坂を舞台にした恋の物語が綴られています。
せつない思いを経験しきゃいい大人にはれないよって詠美姉さんに教えられたような気がします。かっこよく、気取って遊んで、恋して、生きても、そこに真剣さ、真摯さがきゃねって感じです。
さらに詳しい情報はコチラ≫[0回]
PR