医師 募集 医師 転職 Amy Life 山田詠美風味図鑑 メイク・ミー・シック (集英社文庫) |山田 詠美 忍者ブログ
山田詠美の小説は官能的な心理描写や身体器官の描写が本当に秀逸です。快楽に肯定的に生きるエネルギッシュな人を描くポンちゃんの作品を紹介しています。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ドヤ顔の人
性別:
男性
趣味:
読書(ビジネス書・小説)・ネットサーフィン・スノボー
ケータイで見るには
アーカイブ
カウンター
[10]  [22]  [21]  [16]  [7]  [85] 

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

メイク・ミー・シック (集英社文庫) |山田 詠美

メイク・ミー・シック (集英社文庫)メイク・ミー・シック (集英社文庫)
山田 詠美
集英社 刊
発売日 1994-01
オススメ度:★★★★




Stylish Amy 2008-04-03
これほどまでに色褪せず、スタイリッシュなエッセイを私は知らない。初めて読んだのは中学生の頃だったか。妹と共有して読み、ふたりしてそのカッコよさに痺れていたものである。

この作家は、大人の恋の始め方を知っている。頽廃の美しさを知っている。無意識ということの中に宿る魅力を知っている。原始的であることが、いかに素敵かを知っている。快い感傷というものを知っている。本当の恥とはなんなのかを知っている。

元来、本能と、行動時における少しの礼節を持っていれば自ずとわかりそうなことなのに、それらを忘れてしまって、無粋に生きている人間のなんと多いことか(私もそうだったりする)。本書は、そういった人間元来の“粋”な部分をもう一度思い起こさせてくれる名エッセイである。

《何が格好良くて、何が格好悪いのかを、相対的にではなく絶対的な価値観で見極めなさいってことなのだ。》

この一文には、心底、快哉を叫んでしまった。初めて読んだ時もこの言葉を自分の信条のひとつとしていたが、今、改めて読み返してみて、これからもこの言葉を携えて生きていこうと思った。

ちなみに、この文庫版のみ収録の辻仁成氏の解説だが、中学生の頃、私と妹は「『アップルティーは冷めていた』…こりゃ解説じゃないわ」と言って笑っていたが、それでもこの解説を愛着をもって読んでいたものである。あれから十年以上経った今読み返すと、この『メイク・ミー・シック』にはこれ以上ないほどのスタイリッシュな名解説となっているのがわかる。

バブル時代に若かった人へ 2004-08-05
僕は男だけど、10数年前にこの本を読んだ時、なんかすごい感動した覚えがある。でも、今読むとバカだと思う。時代の違いでもあるのかな。

かっこいい。 2004-06-07
山田詠美さんの本は何冊も持っているのですが、小説だけではなくエッセーで山田さんのことをもっと知りたいと思っていました。
だからと言ってすべてを理解することができるわけではないのですが、考え方などがわかりました。
10年近く前に書かれたものなので、流行りなど多少現在と合わないところはありますが、それでも同感できるところは沢山あります。
やっぱり山田詠美さんはかっこいい!


さらに詳しい情報はコチラ≫


[PR]FXCM

拍手[0回]

PR

Comment
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント
Trackback
この記事にトラックバックする:

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne